中越地震から２年余りがたちましたが、
被災地の山古志村では
未だに仮設住宅住まいの方が多数いらっしゃるという状況です。
そこで、平成１９年４月３０日。
「大空へ飛べ」は、元気を届けに山古志村へコンサートに出向きました！


【出発〜山古志村到着まで】

午前7時50分、ふれあい福祉センター横に集合しました。
メンバー115名、バス2台でいざ山古志村へ出発です！

バスに乗ること3時間半、
無事山古志村に到着しました。
バスから降りると、NHKの取材がもう待っていました！

昼食前に、山古志村をバスで案内してもらいました。
未だに水没したままの住居を見ると胸が痛みます。

右端の写真は、手堀トンネルの「中山隧道」。
『千と千尋の神隠し』の映画のワンシーンを思い出しますね。
自然がいっぱいの山古志村です。

体育館に戻ってから昼食をとり、簡単にリハーサルをすませました。

↑「準備はいいですか〜？」


【山古志子ども太鼓会による和太鼓】

ステージの初めは、
山古志子ども太鼓会による歓迎の和太鼓が披露されました。
この山古志村に太鼓保存会が結成され、
その後継者として地元の子どもたちが、練習に励んでいるそうです。
元気あふれる力強い響きでした。

【大空ボランティアコンサート】

さあ、「大空ボランティアコンサート」の始まりです。

第1曲目は、「はじめよう」です。
元気な歌声と子どもたちのかわいいダンスに、
山古志村のお年寄りのみなさんの顔に笑顔がこぼれます。

「夢わかば」「ぞうれっしゃよ走れ」の曲が続きます。

続いて、歌遊び「笑顔がかさなれば」です。

「手作り名刺」や「大空ワッペン」を山古志村の人たちに手渡してから
大空のメンバーも客席に交わり、
みんなで手と手を取り合って手遊びをしました。
心温まるひとときです。

次は、「ふるさと」の歌を、手話で一緒に歌いました。

ここで『質問タイム』です。

「山古志村のいいところは、なんですか？」という質問に
「人情と自然!!」と山古志の中学生が答えてくれました！

心が打ち解け合って交流したあと、
しっとりと「Smile again」を手話付きで送りました。

最後の曲は、大空オリジナルソング「Open your eyes！」です。

曲もノリノリ！ダンスもハツラツ！
山古志村に住むみんなが元気になれるように、心を一つに歌い上げました。

山古志のみなさんとメンバーとが一体となり、
大空らしい、元気いっぱい笑顔いっぱいのコンサートになりました。

【終演後】

今回の大空ボランティアコンサートには、
４月に埼玉に転勤になった有山家のみなさんも
JR・新幹線・タクシーを乗り継いで参加してくださいました。

終演後は、山古志の子どもたちと一緒に記念撮影です。

「頑張ったね〜、イエイ〜！！！」

「山古志村訪問」が実現して本当に良かったです。
「大空」のアルバムに、また新しいページが刻み込まれました。
メンバーのみなさん、
そしてスタッフの皆様、実行委員のみなさん、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。